約25年前の東京銀座付近
七月に急逝した義母の遺品を整理していたら出てきた写真をスキャンした。
たぶん30代中頃の妻と4歳位の娘。
妻は若く、娘は幼い。
改めて見ると微笑んでしまう写真だ。
わたしの大事な家族。
多分、カメラはニコンFで、フィルムは富士だろう。
あのころはそれ一辺倒だった筈だから。
さて、何とか今年を乗り切ったと自分達を褒めたい。
ここ数年の厄年は本当に辛い厄年でした。
男の大厄は42歳で女は33歳らしいが、我が夫婦は60歳が大厄だったと思う。
前厄になりすぐ父を亡くした。
後厄の今年、妻の母が急逝した。
私達二人共に大きな喪失感を味わい、長く後悔をしている。
人の命には限りがあるが、もっと長生きしてほしかった。
厄年だから辛い思い出の印象が強いが良いこともあった。
本厄の去年は38年勤めた会社を定年退職する決断をした。
最後に嫌な思いをしたが、今、こうして仙台に住んでいる。
これは幸運だったと思う。
収入は増えたが、新たな職場で混乱しながら悪戦苦闘している。
転居、新生活、娘と別居、死別、妻は心労が重なった。
体調を崩し、難しくないとはいえ色々な手術を受けた。
免疫力が低下しているのが原因だろうか、この年末に高熱をだしPCR検査も受けた。
陰性だったが、これは夫婦共に堪えた。
函館の弟夫婦宅には甥と姪が札幌と埼玉から帰省するらしい。
賑やかだと思うが近所に住んでいる母には感染対策で会わないらしい。
寂しいがしょうがない。
母を頼む。
母は老人特有の膝痛以外は元気だ。娘も千葉で一人で頑張っている。
私達はしばらくは仙台で、手を取り合って互いに介護しながら生きていくつもり。
2021年からはもう少し健康で良い年にしたい。
そう、厄明けなのだ。
楽しく静かに人生を楽しみたい。
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